八百長「ありません」朝青龍は疑惑を否定

[ 2008年10月3日 14:36 ]

 週刊現代の八百長疑惑記事をめぐり、日本相撲協会と横綱朝青龍ら力士が、発行元の講談社や当時の編集長らに損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の口頭弁論は3日午後も、東京地裁(中村也寸志裁判長)であり、朝青龍関が八百長の経験を尋ねられ「ありません」と、疑惑を全面的に否定した。

 現役横綱が、法廷で証言するのは極めて異例。朝青龍関は、記事で八百長の中心人物と指摘されていた。
 訴状によると、週刊現代は2007年1月から「横綱・朝青龍の八百長を告発する!」などの見出しで特集記事を連載。原告らに取材せず大相撲で八百長が行われているといううその記事を掲載した、としている。
 朝青龍関は03年、横綱に昇進。これまで幕内で22回の優勝を重ねる一方、昨年には出身地モンゴルでのサッカー問題で2場所出場停止処分を受けた。

 ▼朝青龍の話 正々堂々と誓いながら(八百長が)ないことを説明し、はっきりと言った。(言いたいことは)全部出した。みんなが納得できること、正しいことを伝えた。後は弁護士に任せる。

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2008年10月3日のニュース