こんなやりとりでした 法廷での朝青龍

[ 2008年10月3日 19:46 ]

 八百長疑惑記事をめぐる訴訟で、3日に行われた横綱朝青龍の尋問のやりとり要旨は次の通り。

 【原告の相撲協会側】
 ――陳述書で、これまで八百長をしたことがないと言ったのに間違いは。
 「ありません」
 ――懸賞金が八百長の元手とあるが。
 「全くうそです」
 ――懸賞金はどうしているのか。
 「モンゴルの家族に送っています」
 ――今回の一連の記事についてどう思うか。
 「悲しいです。情けない気持ちです。(家族に対し)申し訳ない」

 【被告の講談社側】
 ――2006年九州場所の千代大海戦で、相手は自分で土俵を出たのか。
 「そういうふうに見えるのは残念です。あなたに見る目がないですね。いつでも真剣勝負です」
 ――八百長という言葉をいつ知ったか。
 「記事に書いてあったから知りました。聞いたことのない日本語だった」
 ――週刊現代の報道後、成績が落ちているのは。
 「ケガです」
 ――稽古をしなくなったのは八百長で楽を覚えたからか。
 「それは間違いです」
 ――懸賞金の管理は。
 「自分でしています」
 ――横綱自身が毎日、銀行へ行っているのか。
 「はい」
 ――後で八百長が明らかになれば責任を取るか。
 「宣誓を読んだし、そういう気持ちです」

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2008年10月3日のニュース