遼くん3試合連続予選落ち 深堀ら首位

[ 2008年10月3日 15:53 ]

第2日、通算6オーバーで予選落ちとなった石川遼

 コカ・コーラ東海クラシック第2日は3日、愛知県三好CC西(7310ヤード、パー72)で行われ、67位スタートの石川遼は3バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの75とスコアを落とし、通算6オーバー、150の77位で3試合連続で予選落ちした。

 初日トップの深堀圭一郎、この日67をマークして12位から浮上した貞方章男、ボギーなしの4バーディー、68で回った横田真一ら5人が通算6アンダーの138で首位。1打差の6位に谷口徹ら3人が続く混戦となった。
 通算3オーバー、147までの62人が決勝ラウンドに進出した。

 ≪プロの壁にぶつかった…≫3週続けて予選を突破できなかった石川は、ふがいない結果にもどかしそうだった。前半9ホールで六つもスコアを落とした時点で、早くも決勝ラウンド進出が困難になったこの日の内容に「もっと予選通過ギリギリのところでプレーできれば良かったと思います」と淡々と話した。
 勝負の分かれ目は3、4番(いずれもパー4)での連続ダブルボギー。3番はパーパットが決まらず、返しのボギーパットもミスして3パット。悪い流れを断ち切れず、4番は第1打を左に曲げて林に打ち込んだ。第2打は出すだけ、第3打もグリーンを外して4オン2パット。ミスを重ねて調子は上がらず、6番と9番でもボギーを叩く最悪の流れ。「前半が悔しいです」と漏らした。
 後半のインで3バーディーを奪い意地を見せたが、遅かった。「4日間プレーできないのが3試合続くと、自分には何が足りないのか疑問に思います」。17歳はプロの壁に苦しんでいる。

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2008年10月3日のニュース