武蔵川理事長は傍聴せず 朝青龍証言

[ 2008年10月3日 20:14 ]

 八百長疑惑記事をめぐる訴訟で横綱朝青龍が東京地裁で証言した3日、東京・両国国技館の日本相撲協会では大きな動きはなかった。

 武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)はこの日の裁判を傍聴していないことを理由に報道陣には対応せず、傍聴した友綱理事(元関脇魁輝)を通じて「潔白を信じている。堂々とこれからもやっていく」との談話を出した。
 友綱理事は講談社側の主張について「これまで報道されたものが、そのまま出ていた。特別変わったことはなく、ビックリもしていない」と話した。また同理事は、朝青龍の証言に「自信をもって発言した。一般の人の理解も深まっただろう」との印象を述べた。
 同理事によると、朝青龍は弁護士との打ち合わせで、想定問答のほか、感情的にならないことを確認していたという。

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2008年10月3日のニュース