五輪代表・岩水が三千障害V/大分国体

[ 2008年10月3日 19:38 ]

成年女子5000メートル決勝で15分46秒83で優勝した島根の杉原加代

 大分国体第7日は3日、大分県などで行われ、陸上成年男子三千メートル障害は日本記録保持者の岩水嘉孝(愛知・富士通)が8分37秒68で優勝した。同円盤投げは畑山茂雄(神奈川・ゼンリン)が57メートル12の大会新記録で制し、百メートルの少年男子Aは女部田亮(東京・東京高)が10秒54、同女子Bは木村茜(滋賀・中主中)が11秒93で勝った。

 射撃の成年男子エアピストルは北京五輪8位の松田知幸(神奈川・神奈川県警)が3連覇。ボウリング成年団体(4人チーム)は男女とも福岡が1位となった。

 ≪29歳「これからも引っ張っていく」≫陸上成年男子三千メートル障害は北京五輪代表の29歳、岩水が勝った。
 五輪では予選落ちし「もっと走力をつけないと本当の勝負はできない」と世界の壁を痛感した。今後は長距離種目に出場しながら強化していくという。ただ転向ではなく「これからも三千メートル障害を引っ張っていく」と第一人者の自覚がうかがえた。

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2008年10月3日のニュース