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甲府 MF兵働の2115日ぶりJ1弾で2連勝 笑顔満開「非常にうれしい」

[ 2017年4月2日 19:19 ]

明治安田生命J1リーグは2日、第5節の残り1試合が山梨中銀スタジアムで行われ、甲府が2―0で札幌を下して2連勝。勝ち点7として前節の13位タイから11位に順位を2つ上げた。

 甲府は前半42分、相手のクリアボールに走り込んだMF兵働昭弘(34)がペナルティーエリア手前で得意の左足を合わせてミドルシュートを決め、先制。後半7分には兵働がキッカーを務めた左CKにファーサイドのDFエデル・リマ(31)がジャンプしながら豪快に右足シュートを決めて逃げ切った。

 かつてはJ1清水で主将も務めた兵働だが、12〜14年はJ2千葉、15年はJ2大分、16年はJ2水戸でプレーし、今季から6年ぶりにJ1復帰。J1でのゴールは柏に在籍していた2011年6月18日の福岡戦(レベスタ)以来実に2115日ぶりとなった。

 1得点1アシストでチームを勝利に導いた兵働は「クロスに入る時に監督からあまりペナルティーエリアの中に入り過ぎるなという話を受けていたので、ペナルティーエリアの外でセカンドボールが来たので思い切って打ちました」と6年ぶりのJ1弾となった先制ゴールを振り返り「非常にうれしいですし、また、ここから自分としてもJ1で頑張っていけるんじゃないかなと思います」と持ち前の人懐っこい笑顔を浮かべていた。

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2017年4月2日のニュース