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新潟 痛恨の逆転負け…開幕5戦で白星なし

[ 2017年4月2日 05:30 ]

明治安田生命J1第5節   新潟2―3G大阪 ( 2017年4月1日    デンカS )

G大阪に逆転負けし、ぼう然とする新潟イレブン
Photo By スポニチ

 新潟はホームでG大阪と対戦し2―3で敗れた。先制点を奪われたものの、前半17分にMF山崎亮平(28)のPKで同点に追いつくと後半10分にはFWホニ(21)の2戦連続ゴールで逆転に成功。だがその後、セットプレーから2失点を許し逆転負け、5節を終了し未勝利と苦しい状況となった。

 警戒しても警戒しても、セットプレーからの失点が止まらない。2―1と逆転したにもかかわらず、またもセットプレーから2失点。今季初勝利はスルリと逃げた。

 試合前日の31日の最終調整で三浦監督はG大阪のセットプレーについて「今はまだそんなに決まってないが、昨年は得点の30%、16点を取っている。決まりだしたら怖いから気をつけていかないと」と非公開にして守備の確認に力を注いでも、守り切ることはできなかった。指揮官は「警戒していたセットプレーで2発も決められてしまった。もう少し私がしっかりアプローチしていかないといけなかった」と肩を落とした。

 3月15日のルヴァン杯鳥栖戦から公式戦3試合連続でゴールを守ったGK大谷も「人数が足りているのにボールに行けずフリーで打たれてしまったのが1、3失点目。(2失点目の)あのボールは僕が出るべきだった」と振り返り「声を出していくことも重要だけど、もっとみんなが共通意識を持っていかないといけない」と逆転に成功してからズルズルとDFラインが下がってしまったことを悔やんだ。

 ボランチの小泉も「前から取りにいく守備がはまっていたのに、逆転してから守備をする位置が低くなってしまい、自分たちで首を絞めていた。もったいなかった」と悔やみ「前から守備がはまっているときは続けていくことが大事だし、もっと声を掛けてやっていかなければ」と課題を口にした。

 リーグ戦は5節を終了し、いまだ勝利がない。大野主将は「しっかり守り切れなかった。勝つことが一番なので、しっかり前を向いてやるしかない」と気持ちを切り替えていた。

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2017年4月2日のニュース