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セレッソ連勝!木本&丸岡ら若い力躍動で8位浮上

[ 2017年4月2日 05:30 ]

明治安田生命J1第5節   C大阪2―0横浜 ( 2017年4月1日    金鳥スタ )

<C大阪・横浜>後半14分、先制ゴールを決めた木本(右)に抱きつくC大阪・柿谷(左)とヨニッチ
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 C大阪はホームで横浜と対戦し、2―0で勝利した。後半14分にDF木本恭生(23)が先制点を奪うと、同30分にはMF丸岡満(21)が獲得したPKをFW柿谷曜一朗(27)が決めて追加点。若手の活躍もあり、14年3月以来となるJ1での2連勝で8位に浮上した。G大阪はアウェーで新潟と対戦し、3―2の逆転勝利で開幕から5戦連続負けなしとなった。

 ラッキーボーイが再び大仕事をやってのけた。0―0の後半14分、FKのこぼれ球がゴール前で高く舞うと、その落下地点にいたのが木本だ。右足ボレーで捉えた一撃がゴール左隅に突き刺さり、柿谷ら先輩たちから手荒い祝福を受けたプロ2年目。J1初ゴールが決勝点となり、C大阪にとっては14年3月以来のJ1での2連勝となった。

 「たまたまというか…。比較的、ボレーは得意なので自信を持ってシュートを打てました」

 今季公式戦初出場となったルヴァン杯横浜戦で決勝点を奪い、DF山下の負傷により緊急出場した前節鳥栖戦では決勝点をアシストした。横浜戦のスタメンを告げられたのは、試合前に集まったクラブハウス。「先発を言われて、一瞬、心拍数が上がりました」。日本代表MF山口らから「緊張してんだろ」といじられながらも、最終ラインでも完封に貢献し、3試合連続で結果を出した。

 チームには新しい風が吹いている。先制点を奪ったのが23歳の木本なら、追加点に貢献したのが21歳の丸岡だった。後半25分から途中出場すると、その5分後に山口のパスで抜け出し、ペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。今季から尹晶煥(ユンジョンファン)監督が就任し、良い競争が生まれていることを丸岡は強調した。

 「練習試合やルヴァン杯で良いプレーをすれば、監督はトップでも使ってくれるし、それがモチベーションになっている。だからサブ組、負けてないですよね?」

 丸岡の言葉通り、ルヴァン杯を含めサブ組で挑んだ試合は始動から5戦無敗。その中からチャンスをつかんだ選手たちがチームを底上げし、C大阪が8位に浮上した。

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2017年4月2日のニュース