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香川 少し考えたが「自分の口から感謝を伝えたかった」

[ 2014年7月12日 19:07 ]

イベント後に握手する名波氏(左)と香川

 サッカー日本代表のMF香川真司(25=マンチェスターU)が12日、神奈川県川崎市の川崎球場にてイベント「第2回TEAMSHINJI~夢を追い続けよう~」を開催。W杯ブラジル大会で1次リーグ敗退に終わり、ファンの前に姿を見せるのはこの日が初めて。会場には約3000人のサポーターが詰めかけ、声援を送った。

 W杯の結果について「すごく悔しい」と何度も繰り返した香川。「応援してくれる皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱい。こういう結果に終わって、正直、この時期にこういうイベントをやるのはどうかとも考えたところもあった」と率直な気持ちを明かしつつ、「ファンの皆さんや子どもたちの声援が僕の力になった。たくさんの応援を感じて、日本の中心選手として試合に出させてもらって、自分の口から伝えることが何よりも大事だと思った。感謝の気持ちを込めてこういうイベントが出来たのは良かった。これだけの人に応援してもらっているんだと肌に感じることができた」と語った。

 「気持ちの整理はしっかりしたいですし、しっかり切り替えて次のシーズンを迎えたい」と香川。「ここからまた這い上がって自分の新しいキャリアを築いてくんだということを示していきたい。(W杯の結果でも)すべてがうまくいくんじゃない、必ずどこかで悔しい経験も起こるんだということもを伝えていければいい。その中でどうやって自分の人生を切り開いていくかを証明して、また応援してくれるように頑張りたい」と前を向いた。クリニックには約60名の小学生が参加。子どもたちとともにミニゲームや子どもたち相手のドリブル対決などで汗を流した。

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2014年7月12日のニュース