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仙台 天皇杯2回戦で奈良クラブに敗れる波乱 決勝点は元仙台FW

[ 2014年7月12日 19:57 ]

天皇杯2回戦 奈良クラブ2―1仙台

(7月12日 ユアスタ)
 第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会は12日、各地で2回戦が行われ、J1勢が登場。昨年度ベスト8のJ1仙台が、5部に相当する関西リーグ1部の奈良クラブ(奈良県代表)に1―2で敗れる波乱があった。

 仙台は前半34分に元日本代表FW柳沢敦(37)のゴールで先制したが、後半30分に追いつかれ、途中出場していたFW岡山一成(36)に同41分、決勝ゴールを決められた。

 岡山は08年まで当時J2だった仙台に2年間在籍。12年に当時J1の札幌でプレーし、13年から奈良クラブに移籍していた。

 試合前日の11日に更新した自身のブログで「地域リーグにいる者は、ピークを過ぎたり、身体能力や技術がなかったり、何らかの欠点を抱えている。それでも精神力は見劣りしない。むしろ、ハングリー精神は絶対に優っている」「ジャイアントキリングを起こそう」などと決意を記していたが、宣言通りの下克上、“ジャイキリ”となった。

 奈良クラブは1回戦でJ3の福島ユナイテッド(福島県代表)を3―1で破っており、2試合続けての格上チーム撃破。3回戦では、この日、J3の藤枝MYFC(静岡県代表)を2―0で破ったJ2磐田と対戦する。

 

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2014年7月12日のニュース