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日本代表監督に“監査役” 協会が新ポスト設置プラン

[ 2014年7月12日 06:03 ]

 日本協会に代表監督を“監査”する新ポスト設置案が浮上していることが分かった。日本協会関係者が明かしたもので、ハビエル・アギーレ氏(55)の次期日本代表監督就任後に本格検討される。現在は新監督人事を一任されている原専務理事を中心とした技術委員会が存在しているが「サッカー外の雑務が多い」と関係者。

 W杯ブラジル大会での惨敗を機に、よりサッカーの本質に特化したセクションの必要性が協会内で唱えられた。業務としては(1)代表監督の評価(2)代表チームの方向性の見極めや分析(3)代表監督候補の推挙などが挙げられている。ザッケローニ監督時代は協会内に代表に関して活発な議論をする場がなく、W杯で1次リーグ敗退。その反省を踏まえて、多くの識者が意見交換することで、アギーレ監督の手腕を公正に評価することが狙いだ。また、有事の際にはいち早く動ける体制も整えていく。

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2014年7月12日のニュース