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ディマリア状態は「60~80%」 復帰へランニング再開

[ 2014年7月12日 05:30 ]

練習で軽快な動きを見せるアルゼンチンのアグエロ(AP)

W杯決勝 アルゼンチン―ドイツ

(7月13日 リオデジャネイロ)
 28年ぶり3度目の優勝を目指すアルゼンチンは10日、ベロオリゾンテのキャンプ地でリカバリー中心のメニューで調整した。28年前の決勝は当時の西ドイツが相手。4年後の決勝は西ドイツに0―1で敗戦するなど因縁深い強豪との対戦となるだけに、FWアグエロは「前回のW杯のような失敗は避けなければならない」と語気を強めた。

 前回10年W杯南アフリカ大会では準々決勝でドイツと対戦し、0―4で大敗。通算では9勝5分け6敗ながら、W杯に限れば3連敗中と嫌なデータもある。アルゼンチンが1日短い試合間隔や戦力からドイツ優勢との見方も伝わるが、アグエロは「どんな内容になろうが僕らは勝たなければならない」と話した。

 右太腿の負傷で準決勝を欠場したMFディマリアは、ランニングを再開。チーム広報によると状態は「60~80%」で、戦列復帰に光が見えた。決戦まで残り2日、最後まで必死の調整が続く。

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2014年7月12日のニュース