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原専務理事、ザック采配に疑問 パワープレー「日本に合っていない」

[ 2014年6月21日 10:24 ]

 日本サッカー協会の原博実専務理事は20日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本代表の拠点イトゥで、2試合を終えて1次リーグ突破が厳しくなったチームについて「(選手)個々の良さが出ていない。チームの良さが出ていない」と評した。

 連係で仕掛ける攻撃が鳴りをひそめ、リズムや距離感の微妙なずれから本来の調子を出せていないと見ており、ザッケローニ監督らスタッフや選手と話して原因を探っている。コンディション調整の成否には「現時点では言えない」と述べた。

 2戦の終盤、前線にDF吉田(サウサンプトン)を上げて蹴り込むパワープレーの策には「日本に合っていない」と監督の采配に疑問を呈した。大会前は使っていなかった戦術で、適した長身選手も選んでいない。「監督にも僕が思ったことは言った。違う方策を徹底してやるべき」と述べた。(共同)

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2014年6月21日のニュース