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日本 ボール支配率ではギリシャを圧倒68・5%も…

[ 2014年6月21日 05:33 ]

<日本・ギリシャ>ギリシャのカラグニスが2枚目のイエローカードで退場となる

W杯1次リーグC組 日本0―0ギリシャ

(6月19日 ナタル)
 日本が数的有利になったことが皮肉にもギリシャの堅守をさらに固めてしまった。ボール支配率(日本が68・5%、ギリシャが31・5%)では圧倒したが、アタッキングサード(ピッチを3分割した敵陣のエリア)でのボール保持率は30・7%。約7割は中盤から自陣でボールを持たされた。

 ギリシャのペナルティーエリア(PA)内へ攻撃を仕掛けた回数は計42回。攻撃パターン別ではクロスが17本、パスが14本、スルーパスが5本など。ただし、ドリブルは後半37分の内田の1回だけで、PA内でのダイレクトパスもわずか7本しかなかった。これでは中央を固め、高くて屈強なギリシャの守備ブロックを崩すことは容易ではない。クロス総数はコートジボワール戦(13本)から倍増の26本。特に両SBのクロスは左の長友から11本、右の内田から9本と活発だった。

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2014年6月21日のニュース