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長友吹っ切れた「後がないほど前に行くしかなくなる」次戦へ調整再開

[ 2014年6月21日 08:23 ]

練習冒頭にストレッチする(奥から)本田、森重ら

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で1次リーグ突破が厳しい状況になった日本代表は20日、第2戦のギリシャ戦会場のナタルから拠点のイトゥに戻り、24日(日本時間25日)のコロンビアとの最終戦に向けて調整を再開した。移動してすぐの練習で選手は疲れた表情だったが、長友(インテル・ミラノ)は「もう後ろを見てもしょうがない。後がないほど前に行くしかなくなる」と吹っ切れた様子で話した。

 約1時間半の練習は冒頭だけが報道陣に公開され、本田(ACミラン)や香川(マンチェスター・ユナイテッド)らがストレッチで体をほぐした。出場時間が長かった主力組は軽めのメニューで疲労回復に努め、控え組は実戦形式の練習で最終戦に備えた。

 1分け1敗で勝ち点1の日本が決勝トーナメントに進むためにはコロンビアに勝った上で、もう1試合の結果次第となる。長友は「諦めたら可能性がない。信じて戦うだけ」と前向きに語った。(共同)

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