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チリ、豪州に3発快勝 サンチェスが1G1A、序盤で主導権握る

[ 2014年6月14日 09:00 ]

<B組チリ3―1オーストラリア>1G1Aの活躍で勝利に導いたチリ代表FWサンチェス(AP)

W杯ブラジル大会1次リーグB組 チリ3―1オーストラリア

(6月13日 クイアバ)
 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会第2日は13日(日本時間14日)に1次リーグの3試合が行われ、B組チリはオーストラリアを3―1で下し、2大会連続決勝トーナメント進出に向けて好スタートを切った。今大会ダークホースの呼び声も高いチリは、FWサンチェスが1ゴール1アシストで活躍した。

 出場が危ぶまれていたMFビダルが先発したチリは、試合開始から激しいプレスを仕掛けてボールを支配。前半12分右サイドMFアランギスの折り返しに、FWバルガスが頭で落としたところ、FWサンチェスが右足でゴール右に決めて先制。わずか2分後にはサンチェスがペナルティーエリア中央にドリブルで侵入すると、左スペースでサンチェスのパスを受けたMFバルディビアが加点。

 その後も7割近いボール支配率でチリが攻勢を仕掛けたが、引いて守る相手になかなか決定機に持ち込めない。逆にオーストラリアは同35分、中盤でボールを奪ったDFフランジッチのクロスに、FWカーヒルが頭で合わせて1点を返す。前半はチリの1点リードで折り返す。

 後半もチリがサイド攻撃を中心に攻め込むも、最終ラインを崩すことができず、ボールを奪われるとオーストラリアの鋭いカウンターに苦しむ。後半8分右サイドを突破されると、クロスにカーヒルに頭で決められるが、オフサイドの判定で助かる。同11分MFブレシアーノの決定的なシーンでは、GKブラボの好セーブで難を逃れた。

 その後一進一退の攻防が続いたが、チリが同47分途中出場のMFポセジュールのゴールで、リードを広げて、試合終了のホイッスルをむかえた。

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2014年6月14日のニュース