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切り傷も何の!岡崎 コートジ戦、ケガ恐れず斬り込むぞ

[ 2014年6月14日 05:30 ]

パス回しの練習で岡崎(右)は清武から「鬼役」のビブスをわたされガックリ

W杯1次リーグC組 日本―コートジボワール

(6月14日 レシフェ)
 ザックジャパンの斬り込み隊長だ!FW岡崎が前線を活性化させる。6日のザンビア戦で5針縫った左目上の傷痕は今も痛々しい。それでも「試合までには抜糸できそう。(ケガを恐れぬ)ああいうプレーができるのも自分。斬り込み隊長、いや特攻隊長ですかね」。W杯でも体を張ってチームを引っ張る覚悟だ。

 いよいよ開幕したW杯。開幕戦を見た岡崎はクロアチア代表MFオリッチの躍動に目を見張った。ボルフスブルクではFWで14得点。だが、代表では左MFを務め、それでも自分の特長を出していた。マインツで主に1トップで15得点しながら代表では右MFを務める自分に重なった。「心境は分からない。でもそういう中でも自分らしさを見せるのがプロ」と決意を新たにした。

 決戦まで、あとは圧倒的な勝負強さでゴールを量産した元イタリア代表インザーギのゴール集を見てモチベーションを極限まで高めている。「何であそこまでゴールを狙い続けられるのだろう」という気にさせられる。

 コートジボワールで対峙(たいじ)する左SBはシュツットガルト時代の同僚、ボカが濃厚。「対人の練習はいつも僕とやりたがっていた。“おまえなら削ってもいい”みたいな感じで。楽しみですね」。どれだけ削られようが、ひるむことはない。岡崎が前へ進み続けることがチームを勇気づける。

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2014年6月14日のニュース