丸刈り効果？で決勝ヘッド　玉野光南・難波　目指すは父超え

＜玉野光南・岐阜工＞前半、ヘディングでゴールを狙う玉野光南・難波（左）

全国高校サッカー選手権２回戦 玉野光南１―０岐阜工

（1月2日 味フィ西）
　鮮やかなダイビングヘッドで玉野光南（岡山）に決勝点をもたらした難波は「いいボールに飛び込めた。３年生みんなで、けじめとして大会前に丸坊主にしておいて良かった」とおどけた。

　応援に駆け付けた父の雄司さんは同校ＯＢで、初出場だった第６５回大会に今回と同じ対戦相手の岐阜工を破り、１６強入りしているという。同じ背番号「１１」の小柄なＦＷは「これで父に並んだので、ベスト８に入って超えたい」と前回４強の星稜との３回戦へ意気込んだ。

　▼岐阜工・清本監督の話　玉野光南の堅守速攻にやられた。力を出し切れなかったことが悔しい。