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小屋松「忘れ物取りに行く」 強豪撃破で悲願Vへ弾み

[ 2014年1月2日 19:15 ]

<藤枝東・京都橘>前半、京都橘・小屋松(左)は巧みなボールさばきで藤枝東DFを引き付ける

全国高校サッカー選手権2回戦 京都橘2―0藤枝東

(1月2日 フクアリ)
 2回戦屈指の好カードは前回準優勝の京都橘に軍配が上がった。過去4度制覇の藤枝東の分厚い攻撃を持ち前の堅守でしのぎ、鋭いカウンター攻撃で対抗。米沢監督は「相手は伝統校で底力もある。苦しい試合だった」と息をついた。

 後半27分の2点目に持ち味が詰まっていた。俊足の小屋松が左サイドでロングボールに反応し、中央へ折り返したところをピッチに入ったばかりの赤沢が蹴り込んだ。「期待通り裏のスペースに抜け出してくれた」と指揮官がうなずいた。

 前回の決勝で涙をのんだメンバーが多く残る。主将の小屋松は「忘れ物を取りに行く」と力を込めた。

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