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「気持ちで押し込んだ」V弾 富山第一“父子鷹”で16強

[ 2014年1月2日 18:17 ]

自身の決勝点で熊本国府に競り勝ち、父の大塚監督(右)と握手する富山第一・大塚

全国高校サッカー選手権2回戦 富山第一1―0熊本国府

(1月2日 埼玉)
 富山第一はMF大塚の幸運な決勝点で競り勝った。前半19分、相手がクリアしようとした球が浮き、ゴールに背を向けた体勢から右足で蹴ったボールがGKの横を抜けてネットを揺らした。主将も務める3年生は「1回戦は自分が決められなくて迷惑を掛けた。折り返す狙いだったけど、気持ちで押し込んだ」という。

 その後も「点を取った後が大事」と周りに声を掛けて、熊本国府の攻撃をしのいだ。父の大塚監督は「家ではだらしないけど、宿舎で選手だけのミーティングをするなどプレーだけではなく、主将としてよくやっている」と目尻を下げていた。

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