柿谷、１トップライバルは大迫　山口は運動量武器に牙城崩せるか

柿谷＆山口　Ｃ大阪コンビ対談

　Ｃ大阪のＦＷ柿谷、ＭＦ山口がＡ代表に初招集されたのが、国内組だけで臨んだ昨年７月の東アジア杯だった。柿谷は２試合で３得点、山口は大会ＭＶＰに輝き、Ｗ杯メンバーへと名乗りを上げた。柿谷はその後、６試合連続無得点と結果が出なかったものの、昨年１１月１９日のベルギー戦で１得点１アシストをマーク。再び存在をアピールした。現状でザックジャパンの１トップを争うライバルは大迫（鹿島）。身体能力やキープ力に優れ、柿谷とは違った特徴を持つ。その他には高さを武器とするハーフナー（フィテッセ）や豊田（鳥栖）、最近は代表に呼ばれていない前田（磐田）、大久保（川崎Ｆ）、佐藤（広島）といったベテランも控えている。

　山口は遠藤、長谷部という不動の２人とのポジション争い。Ｗ杯南アフリカ大会から続くコンビの牙城を崩すのは容易ではないが、持ち味の運動量でアピールする。