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宮間「南ア戦を無駄にしたくない」…批判を勝利で封じたなでしこ

[ 2012年8月4日 09:19 ]

<日本・ブラジル>ブラジルを破り準決勝進出を決め笑顔の(左から)沢、丸山、宮間、安藤

ロンドン五輪 女子決勝トーナメント1回戦 日本2―0ブラジル

(8月3日 カーディフ)
 金メダル獲得を目指すなでしこジャパンは大儀見、大野のゴールで2―0でブラジルに快勝。08年北京五輪に続いて2大会連続で4強入りを決めた。

 身体能力と個人技で上回る“サッカー王国”の猛攻を耐え抜いた。浴びたシュートは21本。それでも素早いサポートを徹底し、局面での数的優位を保って相手の個人技に対応、GK福元は随所で好セーブを見せた。

 1次リーグ最終戦の南アフリカ戦で、佐々木監督は後半途中から引き分け狙いを指示。準々決勝での長距離移動を回避するための作戦だったが、批判する声も聞こえた。南ア戦後、「申し訳ない。どう言ってもらっても責任は俺が取る」と選手に頭を下げた指揮官。その思いに「南ア戦を無駄にしたくない」(宮間)と選手も応え、チーム一丸で勝利をつかみとった。

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2012年8月4日のニュース