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王国FWより強力!大儀見&大野が大会初ゴール!

[ 2012年8月4日 02:59 ]

<日本―ブラジル>前半、先制ゴールを決める大儀見
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ロンドン五輪女子サッカー 日本2―0ブラジル

(8月3日 ミレニアム)
 眠っていた2人のなでしこFWが目を覚ました。“世界最強ツートップ”と言われるブラジルのFWマルタ、クリスチアネに対して、なでしこが勝るとも劣らない活躍を見せた。

 まずは大儀見。前半27分に沢の早いリスタートから裏に抜け出しきっちりとゴールに流し込んだ。「相手が油断していた隙をつけた」とニヤリ。立ち上がりに猛攻を受けながらも踏ん張ったDF陣に対し「苦しい時間を防いでくれた。ワンチャンスをものにできてよかった」と声を弾ませた。

 追加点は後半28分。「みんなの気持ちが入っていた。自分だけのものじゃない」と話した大野のゴールは、最も追加点が欲しい時間に決まった。カウンターから大儀見のクロスを受け、相手DFを振り切ってのシュート。バーに当たったが、「気持ちの入った」ボールはネットを揺らした。 

 1次リーグではこの両先発FWに得点がなかった。また、第2戦、第3戦ともにスコアレスドローだっただけに、メダルをぐっと引き寄せるゴールとなった。

 次戦は五輪前に敗れたフランス。大儀見は「負けている相手。しっかり調整して自分たちのサッカーをする」。大野は「借りを返したいと思っていた。勝って決勝にいく」と闘志むき出しに語った。

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