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大阪市・平松市長がっくり「残念だった」

[ 2010年12月3日 01:08 ]

 「残念だった」「予想外だ」。日本がサッカーの2022年ワールドカップ(W杯)招致に落選した3日未明、JR大阪駅北側に建設構想がある新スタジアムで決勝戦などの開催を目指した大阪市の平松邦夫市長らは落胆の声を漏らした。

 市役所5階の応接室。日本代表のユニホーム姿の市長は、招致活動を続けてきた職員や鬼武健二Jリーグ前チェアマンと「緊張する」などと言葉を交わしながら朗報を待った。落選の瞬間、腕を組んだまま「うわっ」と声を上げていすに沈み込み、天を仰ぐと10秒ほど言葉を失った。
 記者会見で市長は「多くの子どもたちの夢を乗せたコンセプトで、精いっぱいのプレゼンをやった」と関係者の労をねぎらった。
 大阪・北新地のスポーツバーでも男性客ががっかりした表情。ただ経営者の坪本直樹さん(37)は「カタールでの単独開催はアジアのサッカーが評価されたのだと思う。同じアジアのサッカーファンとしてうれしい」と笑顔を見せた。

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2010年12月3日のニュース