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日本サッカー協会 落胆のため息漏れる

[ 2010年12月3日 01:19 ]

 2022年はカタール―。3日未明、ワールドカップ(W杯)開催地決定の様子をテレビ中継で見守った日本サッカー協会の大仁邦弥副会長ら協会職員や招致関係者からは「日本落選」に落胆のため息が漏れた。

 東京都文京区の日本サッカー協会。約50人が青い日本代表ユニホームを着てW杯開催地決定の瞬間を待ちわびた。しかし、吉報は届かなかった。
 日本協会は50年までにW杯を開催し、その大会で優勝することを「2005年宣言」でうたっているが、2年近く及んだ今回の招致レースは残念な結果に終わった。沈痛な表情の大仁副会長は「厳しい状況とは聞いていたが、残念。ただ、立候補してやってきたことは必ずしも失敗ではない。今後に大きなプラスになる」と話した。

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2010年12月3日のニュース