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山本“変則走法”でカーブ100カ所のコース攻略だ

[ 2012年8月12日 06:00 ]

ロンドン五輪陸上 男子マラソン

 山本亮(28=佐川急便)は、カーブが多いタフなコースを制するために一定のリズムではなく、あえてリズムを崩す変則走法を身につけた。

 コースは市街地を3周しカーブが100カ所あるといわれる。「菅平でもクロカンをたくさん走ったし、スピード練習でも距離走でもわざと変化をつけた」と6月から断続的に敢行してきた合宿の成果に自信を見せた。

 月間走行距離は五輪切符を手にしたびわ湖毎日マラソン前と同じ1200キロ。「簡単ではないけど入賞が目標。チャンスがあるところで上を狙いたい」。目標は来年の世界選手権出場だったが、一般参加のびわ湖で五輪代表の座を射止めた勝負強さで大舞台に挑む。

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2012年8月12日のニュース