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日本 悔しい5位も「またここに戻ってくる」

[ 2012年8月12日 05:14 ]

男子400メートルリレーで5位になり、引き揚げる(左から)高平、江里口、山県、飯塚

ロンドン五輪陸上

 予選で日本記録まであと0秒04となる38秒07の全体4位で通過した日本。決勝では38秒35の5位に沈み、不完全燃焼に終わった。

 予選と同じ1走・山県亮太(慶大)、2走・江里口匡史(大阪ガス)、3走・高平慎士(富士通)、4走・飯塚翔太(中大)の布陣。予選通過後は笑顔も見られたメンバーだったが、決勝を終えて4人は悔しさをにじませた。

 山県は「走りが固くならないように意識したが結果的には悔しい。タイムも予選よりも出ていない」と唇をかんだ。江里口も「バトンのところで丁寧に行き過ぎた。山県の走りを生かせれば…」と残念がった。

 口をそろえて「悔しい」と話した4人だったが、最年長の高平からは「レース後すぐに、また4人でここに戻ってこようと話した」と前向きな言葉も。アンカー・飯塚も「ボルトが横にいたりして緊張した。100メートル何も覚えていない。ただ、バトンのミスもなかったし、ジャマイカや米国がしっかり結果を出したことで(自分たちの)順位を確認できた。この経験を今後に生かしたい」とすぐに先を見据えていた。

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