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愛子、今後は?「ゆっくり考えようかなと思う」

[ 2010年2月15日 06:00 ]

目を潤ませながらも笑みを浮かべミックスゾーンを出る上村

 ◆上村と一問一答

 ――レースを終えて
 細かいことを挙げたらきりがないと思うけど、オリンピックで全力で滑りたいという気持ちを果たせたので満足です。ちょっと悔しいけど…。
 ――またも入賞
 何でこんなに1段1段なんだろうと思う。でも、オリンピックで全力を出すことが第1の難関で凄く難しいこと。それをクリアできて、いい滑りができたことを皆さんに見てもらったので良かった。
 ――なぜ(メダルが獲れない)という思いは?
 なぜだろうというのはないですね。自分は全力を出したなって思ってますし、ここのコースというか、きょう本当にパワフルな滑りをした人が1、2、3に入っているし、まあ、自分はその中でちょっと足りなかったのかな、と思います。
 ――プレッシャーは?
 昨年とその前のシーズンで自分を長く応援してくれる人に恩返しできる成績を残した。メダルを見せることが次の“ありがとう”かなと思ったけど“自分のために頑張って”とか“私らしく滑って”というメッセージばかりで、それをできたことがうれしい。
 ――猪苗代の世界選手権で2冠を獲って、女子のレベルが上がった
 女子も凄くスピードが速くなったし、アグレッシブに滑る人が凄く多くなったんで、そこは自分のせいかどうかは分かりませんけど、その中で自分も戦っていきたいな、という気持ちでやっていました。
 ――今後は考えてる?
 いやあ、ちょっと。考えてないですね。ここから先はまた、時間がたって、もう少しゆっくり考えようかなと思います。

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2010年2月15日のニュース