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初出場の20歳W杯王者、銅メダルに「僕は人間」

[ 2010年2月15日 06:00 ]

 【ジャンプ個人ノーマルヒル】20歳ながらW杯32勝を挙げている五輪初出場のシュリーレンツァウアー(オーストリア)は3位にとどまった。

 1回目は踏み切りが乱れ、101・5メートルの7位。2回目にヒルサイズを越える106・5メートルで巻き返したが、アマンらには及ばなかった。昨季のW杯総合王者は、失敗を不思議がる声に「何も(特別なことは)起きていない。僕は機械じゃない。人間だ」と反論。「初めての五輪でメダルが獲れたことは気分がいい」と誇った。

 ≪銀のマリシュ現役続行「日本のジャンパーよりは若い」≫W杯総合を4度制したマリシュ(ポーランド)が銀メダルで2大会ぶりの表彰台に立った。悲願の五輪金には届かなかったが、W杯通算38勝の強豪も06~07年シーズンを最後に優勝がなく、「大満足」と笑みを浮かべた。今後についても「もう1年やろうと思う。32歳でジャンパーとしては年をとっているが、日本のジャンパーよりは若い」と39歳の岡部や37歳の葛西を引き合いに出した。

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2010年2月15日のニュース