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男子500…日本には太田明生だっているぞ!

[ 2010年2月15日 17:03 ]

 バンクーバー冬季五輪スピードスケートで日本勢のメダル獲得が有望視される男子500メートルは15日(日本時間16日)、五輪オーバルで行われる。日本は前回トリノ五輪で、この種目で6大会続けて確保していたメダルを失った。今季ワールドカップ(W杯)で1勝ずつしている長島圭一郎、加藤条治(ともに日本電産サンキョー)を軸に、及川佑(びっくりドンキー)太田明生(JR北海道)の計4人が雪辱に挑む。

 前日の14日は4人とも会場で軽い最終調整に励んだ。
 39人が2回滑って合計タイムを争う。1回目の滑走順は太田が第15組で昨季W杯種目別で総合優勝した于鳳桐(中国)と滑り、第17組の加藤は昨年の世界距離別選手権で1位のイ・ガンソク(韓国)と同走。及川は第18組でミカ・ポウタラ(フィンランド)と、長島は第19組で今季W杯で3勝を挙げているイ・ギュヒョク(韓国)と競う。

 ▼長島圭一郎の話 気持ちがどうなればいい状態なのか分からないから、緊張しても不安になっても受け入れる。なるようになる。
 ▼加藤条治の話 今はレースに前向き。体の調整はうまくいっている。あとはうまく滑れるか。あしたにすべてをかける。
 ▼及川佑の話 いろんな感情が覆いかぶさっている。早く終わってほしいし、もう少し準備の時間がほしいし、この高まる緊張をもっと味わっていたい気もする。
 ▼太田明生の話 あとは滑るだけ。日本の記事を見ても名前が出ているのは(自分を除く)3人ばかり。500メートルは4人いるぞ、というのを見せたい。(共同)

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2010年2月15日のニュース