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さあ銅メダル!なでしこらしいサッカーを

[ 2008年8月20日 06:00 ]

 【北京五輪・サッカー女子】日本代表なでしこジャパンは2―4で敗れた米国戦から一夜明けた19日、北京市内で軽めの調整を行った。女子日本サッカー史上初のメダル獲得を懸けた、21日の3位決定戦の相手はドイツ。佐々木則夫監督(50)は過去6戦全敗と相性の悪い天敵を徹底分析し、空中戦を避けて地上戦で勝負を挑む方針を打ち出した。

 佐々木監督は日本協会の協力を得て、男子サッカーの分析担当を日本―米国戦の裏で行われた準決勝ブラジル―ドイツ戦に派遣。試合の映像や選手の特徴、監督のクセなどの情報を収集し「速くボールを動かす。なでしこらしいサッカーをすればチャンスはある」と感想を述べた。ドイツの平均身長は日本の1メートル62を大きく上回る1メートル71。空中戦やパワープレーでは圧倒的に不利なため、出た答えは原点回帰だった。
 昨年9月のW杯ではドイツに0―2で完敗。MF沢は「自分たちのサッカーをできる時間帯を長くできるかがポイント」と力を込めた。サッカー競技では68年メキシコ大会以来、40年ぶりとなる銅メダル獲得へすべてを出し尽くす。

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2008年8月20日のニュース