×

伊調馨 引退決意を“やんわり否定”

[ 2008年8月20日 23:17 ]

 【北京五輪】出場全4階級でメダルを獲得したレスリング女子の代表選手らが20日、成田着の航空機で帰国した。63キロ級を2連覇した伊調馨(綜合警備保障)は北京で一度引退を口にしたが「今後については周りの人と相談しながらゆっくり決めたい。あれ(引退表明)は試合が終わって安堵感と達成感があっての気持ち」などと、揺れる心境を明かした。

 55キロ級連覇の吉田沙保里(綜合警備保障)は「2連覇できて本当にうれしく思う」と話し、48キロ級の伊調千春(綜合警備保障)は「やるべきことをすべてやって、試合でも出し尽くした」と充実の笑顔。72キロ級で銅の浜口京子(ジャパンビバレッジ)は「みんなで喜びを分かち合いたい」と感激していた。
 自転車の男子ケイリンで銅メダルの永井清史(日本競輪選手会)や、団体総合で5位となった体操女子チームも帰国した。

続きを表示

2008年8月20日のニュース