韓国が全勝で準決勝へ、キューバも大勝

　【北京五輪　野球】１次リーグ最終戦を行い、１位通過が確定している韓国はオランダを１０―０の８回コールドゲームで破り、７戦全勝で準決勝に進出した。２位確定のキューバも中国に１７―１の７回コールドゲームで大勝し、６勝１敗とした。

　４強の残り２枠も決定済みで日本と米国が３位通過を懸けて対戦する。
　２１日は休養日となり、準決勝の２２日は日本―米国の勝者がキューバと、敗者は韓国と対戦する。オランダ、中国はともに１勝６敗で終えた。

　≪２０安打で大勝≫キューバは２回にデュベルゲルの満塁本塁打など９長短打で９点を先行。その後も攻撃の手を緩めず、計２０安打１７点を挙げる猛攻で１次リーグ最終戦を飾った。
　２大会連続４度目の金メダル獲得へ、景気づけの勝利となった。パチェコ監督は「準決勝に進んだチームはいずれも手ごわいが、優勝を目指してやる気になっている。今までと同じように自分たちの野球をやるだけだ」と気合を入れた。（共同）