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【1991年1月】愛は勝つ/KAN FMから200万枚超のセールス 友人の恋愛相談がヒント

★91年1月ランキング★
1 愛は勝つ/KAN
2 ギンギラパラダイス/B.B.クィーンズ
3 サイレント・イヴ/辛島美登里
4 おどるポンポコリン/B.B.クィーンズ
5 ジュリアン/プリンセス・プリンセス
6 Shake Hip!/米米CLUB
7 ZUTTO/永井真理子
8 恋唄綴り/堀内孝雄
9 RHYTHM RED BEAT BLACK/TMN
10 Live Version/CoCo
注目スーダラ伝説/植木等
※ランキングは当時のレコード売り上げ、有線放送、ラジオ、テレビのベストテン番組などの順位を参考に、話題性を加味してスポニチアネックスが独自に決定。

【愛は勝つ/KAN】

 当初の生産枚数は1万枚。全く期待されていなかった。それがCDシングル200万枚を突破する、超が付くヒット曲へと化けたのは、全国各地で開局ラッシュだったFM局の存在があったと言っても過言ではないだろう。
 
 デビューから数えて8枚目のシングル「愛は勝つ」を歌った、KAN(本名木村和=かん)も90年9月にリリースした時は、これほどの大ヒットになるとは思ってもいなかった。ただ、出来ばえには自信を持っていた。耳の肥えているFMのスタッフは、数え切れないほどレコード会社から送られてくるサンプルの中からまだ無名だったKANの歌に共感。番組を通じて流していくと、リスナーから驚きの反響が返ってきた。

 それを如実に表していたのがランキング。10月下旬にオリコンランキングではベスト20にも入っていないが、地元大阪のFM802では発売前の8月からイチ押しで何度も流れたこともあって1位に。FM長崎では早くも3週連続トップ。その他近畿や中国、四国地方のFMのチャートでも1位を獲得。9割が洋楽を流していたJ・WAVEでのチャートでもベストテンに入った。

 フジテレビ系「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」の挿入歌だったことも追い風になったことは確かだったが、気恥ずかしいくらいストレートな「愛は勝つ」というタイトルと恋愛に前向きな歌詞は、世の男性のみならず女性にも勇気を与えた。

 オリコンの90年12月24日付のランキングで1位となった。クリスマスシーズンにピッタリな山下達郎の「クリスマス・イヴ」やドラマの主題歌になった、辛島美登里の「サイレント・イヴ」を抑えてのトップは、恋愛において最大のイベントとなっていたクリスマスを迎えて、この曲に共感した人がいかに多かったかがうかがえる。

 友人の恋愛相談を面倒に思ったKANが「愛は勝つよ」と口に出したことがヒントとなって生まれた偶然の産物は、オリコンでバレンタインデー直前まで売れ続け6週連続1位。年末には思いもよらなかったレコード大賞受賞(ポップス・ロック部門)、そして紅白歌合戦出場。それまで陽の当たらなかった福岡出身の歌手が30歳を前にして手にした栄冠だった。

[ 2012年1月16日 ]

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