筒井真理子 「自分自身は個性がない」演じていて幸せな瞬間は「自分の脳みそが“ミリッ”と…」

[ 2024年5月22日 20:42 ]

受賞した喜びを伝える筒井真理子(撮影・小渕 日向子)
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 女優の筒井真理子(63)が22日、都内で行われた「第33回日本映画批評家大賞」に出席した。

 映画批評家たち選考員の独自の視点によって、厳密に選定された他に類をみない映画賞。
 
 「主演女優賞」を受賞した筒井は、映画「波紋」で観客を魅了した仕草や声の出し方など、高い演技力が評価された。

 同作品で親子を演じた磯村勇斗に花束をもらい「賞を頂くためにお芝居をしている訳ではありませんが、賞を頂くのはとてもうれしいですね」と一言。「ここは笑ってもらうところなんですけど…」とおちゃめな一面を披露し、会場は笑いに包まれた。

 「このような賞を頂き光栄に思います」と再度喜びを伝え、「世界が大変なときに平和な日本で、会場に来てくださった方々に祝福されて本当にありがたいな」と胸を張った。

 選考委員からの言葉を受け、「自分自身は個性がないと思っている」と告白。だからこそ「役に溺れたいと思ってる。役を探っていく作業がとても楽しい。私という人間は本当に小さくて狭い。自分が言いそうにない台詞とか、自分から遠いところの気持ちを探っていくと、ちっぽけな自分の脳みそが“ミリッ”とちょっとだけ大きくなった気がする」といい、「それが幸せで素敵な瞬間で(芝居を)続けている」と女優としての生きがいを語った。

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