高橋真麻 中尾彬さん訃報に同期の父・高橋英樹を心配「親交のあった中尾さん、寂しいなと…」

[ 2024年5月22日 14:38 ]

高橋真麻
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 フリーアナウンサー高橋真麻(42)が22日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、心不全のため16日に死去した俳優の中尾彬(なかお・あきら)さん(享年81)を追悼した。

 日活ニューフェースの第5期でデビューした中尾さん。真麻の父で俳優の高橋英樹とは同期で、同郷の千葉県出身だった。「日活ニューフェースの同期で、もちろん当時もそうですし、バラエティーにもうちの父と出るようになってからは、2人で同期としてトークしたり、ロケをしたりというのが多かった」と、父と中尾さんとの関係性を語った。

 中尾さんの訃報はこの日、所属事務所から発表された。真麻は「亡くなられたことも、さっき私も知って、急だったので、父とはまだ話せていない」という。それでも「同世代の俳優さんがこういうふうに亡くなられて、旅立たれると寂しいと常々言っていますので、特に今回は親交のあった中尾さんということで、寂しいなと思っていると思います」と、父の思いを代弁していた。

 中尾さんは、高校卒業後の1961年に武蔵野美術大学油絵学科に入学。翌62年に日活ニューフェースの第5期に合格し、映画デビューを果たすが、画家の道を捨てきれずに大学を中退してフランスに留学したこともあった。帰国後の63年に劇団民藝に研究生として入団し、翌65年に中平康監督の「月曜日のユカ」で主演の加賀まりこのボーイフレンドを好演して注目を集めた。70年に日活と民藝を離れてフリーに転身。75年に「本陣殺人事件」で金田一耕助役で主役を張ったほか、東映「極道の妻たち」シリーズ、東宝「ゴジラ」シリーズ、伊丹十三監督の「ミンボーの女」、さらには「アウトレイジ ビヨンド」や「龍三と七人の子分たち」など北野武監督の作品に重用され、コワモテから気の良い親分まで変幻自在に演じ分けて貫録を示した。

 ドラマではテレビ朝日「暴れん坊将軍」の初代徳川宗春役やNHK土曜ドラマ「ハゲタカ」などで存在感を示した。

 おしゃれとしても知られ、マフラーやスカーフを首元からぐるぐる巻きにする“ねじねじ”がトレードマークだった。

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