磯村勇斗 難役演じきり「映画作りの世界は楽しいし、やめられない」日本映画批評家大賞で助演男優賞

[ 2024年5月22日 19:29 ]

日本映画批評家大賞で助演男優賞を受賞した磯村勇斗(撮影・小渕 日向子)
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 俳優の磯村勇斗(31)が22日、都内で行われた「第33回日本映画批評家大賞」に出席し、「助演男優賞」を受賞した喜びを伝えた。

 映画批評家たち選考員の独自の視点によって、厳密に選定された他に類をみない映画賞。
 
 「助演男優賞」を受賞した磯村は、今後の飛躍を感じさせる成長ぶりが高く評価された。

 「非常にありがたき賞を頂いてうれしい」と笑顔。「どうこの賞を受け取ったら良いのかと悩んでいる自分と、役者としてはこの賞を受賞できてうれしいという…。今、自分の中で二人が戦っているような感覚です。難しい役、難しい作品に出合えたことに感謝している」と思いを伝えた。

 役者として試行錯誤しながら挑んだ本作。「映画作りの世界は楽しいし、やめられないな」と喜びをかみしめた。

 映画「月」で、理不尽のまかり通る重度障害者施設で献身的に働く青年が、いつしかゆがんだ正義感と使命感に取りつかれ、恐ろしい殺人者に変貌を遂げていく姿を熱演。映画「渇水」でも、気の滅入る業務をそつなくこなす水道局員に扮し、平凡な男の平凡な姿を演じ、強烈な印象を残した。

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