マシンガンズ西堀　仕事がなく苦しい時代にチャンスをくれた“恩人”とは「パスを凄い出してくれるの」

お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一（左）と西堀亮
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　お笑いコンビ「マシンガンズ」が14日放送のABEMA「しくじり先生　俺みたいになるな!!」（毎月1～3金曜後9・30）にゲスト出演。西堀亮（48）が仕事がなく苦しい時代に応援してくれた芸能人を明かす場面があった。

　マシンガンズは46歳の滝沢秀一と48歳の西堀からなるコンビで1998年に結成し25年となる。2003年に太田プロに所属すると、06年にはWツッコミを確立しプチブレークを果たした。その後低迷したものの12年から滝沢はゴミ清掃員芸人となり、これまでに書籍13冊で累計20万部以上を売り上げ。23年には「THE　SECOND」で準優勝を果たした。

　プチブレークを果たした06年の後、08年頃までは「エンタの神様」や「爆笑レッドカーペット」などのお笑い番組に出演し、週1ペースで新ネタを作っていたという。当時は年収は「700万円ぐらい」と滝沢が話せば、「人におごれるぐらいはあったから」と西堀。

　しかし2010年あたりになると、立て続けにこれらのネタ番組が終了、「頼みの綱の営業が激減、収入低下で貯金ゼロ！暗黒期突入！」の状況に陥ったという。滝沢は「ネタ番組なくなったら、新ネタ作る意味ねえじゃん！」と思ったと語り、ネタを作らないようになり、仕事の意欲も低下していたとした。

　そんな暗黒期にも西堀は「事務所の先輩の有吉（弘行）さん、なぜか仲良くしていただいている女優の小池栄子さんなどに、メディアで何度も名前を出してもらい、チャンスをもらいました」と支えてくれる存在がいたと告白。「しかしそのたびにテレビ局の空気にのまれ、沈黙をし続けてまいりました」とぶっちゃけた。

　生徒役の「平成ノブシコブシ」吉村崇が「俺いたんですよ（同じ収録に）。マジでしゃべってなかったんすよ」と証言。西堀は「『有吉の夏休み（2015）』でしょ。ロケで、4泊旅行に行って、一言もしゃべらなかった」と衝撃の発言。

　「しゃべりたかったのにしゃべれなかったの。のまれちゃって。ハワイで。みんな売れっ子じゃない。言っても忙しい人たちだから、なんか疎外感がどんどん自分の口を閉ざしていくわけ。当たり前だけど、初日にしゃべれないやつは3日後にもしゃべれないよ」「いまだにこうだったらうまくいけたかなっていうシミュレーションはできてない」と話すと、生徒らからは「心配だよ」の声が上がった。

　さらに「小池さんの紹介で、『行列のできる法律相談所』も呼ばれたんだけど、結果失敗したんだけど、入り口のテンションを間違えた」との出来事も。シリアスな感じで出てしまったと言い、「1回下がったギアって途中で上げられないんだよね、で、ずっと上がりきらず、失笑の中終わったっていうか」と説明。小池らがフォローしてくれたのではと聞かれると、「それもきついの。俺のこと思ってパスを凄い出してくれるの。全部決められないの、俺が」「つらいよ」と話して笑わせた。