トム・クルーズ「M:I」キャンペーン来日はストで中止 全米映画俳優組合と制作会社側との交渉決裂

[ 2023年7月15日 05:30 ]

トム・クルーズ
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 米ハリウッド俳優ら約16万人が加入する全米映画俳優組合は14日、待遇改善要求を巡る制作会社側との交渉決裂を受け、ストライキに突入した。映画やテレビ番組制作への影響は避けられない見通し。全米脚本家組合も5月にストに踏み切っており、米メディアによると、俳優と脚本家の組合による同時ストは1960年以来、63年ぶり。

 これに伴い、トム・クルーズ(61)の来日が中止となった。主演映画「ミッション:インポッシブル」の最新作「デッドレコニングPART ONE」(21日公開)のキャンペーンで17日にレッドカーペットイベントと舞台あいさつ、18日に記者会見を予定していた。

 主要争点の一つは人工知能(AI)の規制で、俳優組合側は俳優の声や容姿、演技を再現できるAIは「現実的で直接的な脅威」だと主張。作品などを機械学習に用いる際の同意取り付けや、公正な対価の支払いなどの取り決めを求めている。スト突入により「ハリウッドは実質的に閉鎖」(CNBCテレビ)となる見込みだ。

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