狩野英孝　ナルシスト芸のモチーフは人気アニメのあの人物「せりふとかちょっとメモってました」

狩野英孝
Photo By スポニチ

　お笑いタレント狩野英孝（41）が、11日放送のTOKYO　FM「SUBARU　Wonderful　Journey～土曜日のエウレカ」（土曜後5・00）にゲスト出演し、ブレークのきっかけとなったナルシスト芸について語った。

　駆け出し時代のライブでは、客席の反応に絶望したという。「狩野英孝の（ネタの）時間、アンケートを書く時間にしているんですよ、お客さんが。もうそれがキツくて」。そんな中で披露したナルシスト芸に、目を向けてくれた人もいたようで、「初めてナルシストをやって、ふわっと来て、アンケートを書いてたお客さんがちらっと見てくれて、やっと」と振り返った。

　「あれ？もしかしたら、ブラッシュアップしたら何か（形に）なるんじゃない？と思ったのがきっかけでした」。そこから、ナルシスト芸に磨きをかけることを決意。「どうやったらナルシストっぽく見えるかなって。成人式の時におばあちゃんに買ってもらったリクルートスーツを下ろして着て、ナルシスト＝バラだなと思って、近くの花屋さんでバラを買って差して、ナルシスト＝ロン毛だなって髪伸ばして」と、磨き上げていく過程を明かした。

　キャラの参考にしたのは、アニメ「ちびまる子ちゃん」のキザなお坊ちゃまキャラ、花輪君だった。「“君たちさぁ”とか、“子猫ちゃんたち？”とか、“ヘイ、ベイビー？”とかは全部、花輪君です。せりふとかちょっとメモってましたもんね。書き起こしました」と笑って明かした。パーソナリティーの「麒麟」川島明は、「花輪？ナイツの塙じゃなくて、『ちびまる子ちゃん』の花輪からいただいたの？」と驚いていた。