東日本大震災のチャリティーコンサートを開催　発起人のコシノジュンコ氏はアキレス腱断裂で欠席

「第10回全音楽界による音楽会」の開演前に会見した、左から、湯川れい子氏、仲道郁代氏、三枝成彰氏、五木ひろし、林真理子氏
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　東日本大震災で被災した子供たちの支援を目的としたチャリティーコンサート「第10回全音楽界による音楽会」が11日、東京・赤坂のサントリーホールで開かれた。開演前に、コンサートの発起人である作曲家の三枝成彰氏らが会場ロビーで募金活動を行った。

　三枝氏は「奨学金を募るためのコンサート。よろしくお願いします」とあいさつ。青いバケツを持って募金を呼びかけた。集まった募金は一般社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構（3.11塾）を通じ、震災の遺児や孤児を支援する資金にあてられる。これまで東北3県の241人を援助し、78人は社会人になっているという。

　また、同じく発起人のデザイナー、コシノジュンコ氏は欠席。司会の露木茂アナウンサーが「アキレス腱を断裂されて入院中です」と説明し、「“くれぐれもよろしく”とのことでございます」とコシノ氏の言葉を代読した。

　コンサートには五木ひろし、坂本冬美、クミコ、平原綾香ら21組が出演する。