中居正広「ちょうど僕らSMAPができた年ですから」　番組スタッフの気づかいに終始笑顔

中居正広
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　タレントの中居正広（50）が21日、番組MCを務めるテレビ朝日「中居正広のキャスターな会」（土曜正午）に出演。体調不良による約2カ月間の休養期間を経て復帰2週目となった同番組からさりげなく気づかいを示され、終始笑顔を見せた。

　この日は同学年のタレント・島崎和歌子（49）がゲスト出演し、オープニングから長年の付き合いに裏打ちされた楽しいトークを展開。そのなかで放送された「昭和な会」のコーナーだった。この日、取り上げたのは今から35年前の昭和63年（1988年）。これはSMAPが結成された記念イヤーで、中居の復帰2週目にこの年を取り上げたスタッフたちの“グッジョブ”にファンが胸を高鳴らせるなか、当時流行したおもちゃ、ヒット商品、建造物、CM、音楽、映画、スポーツが次々と紹介されていった。

　そして、“シーマ現象”と呼ばれた日産の人気高級車「シーマ」の話題について「僕、一番最初に乗った車、買った車…シーマでしたね」とかつての愛車について口にすると「21、2（歳のころ）かな。“ぺっちゃんこ”のね」と“中居仕様”にした車高の低さにも触れつつ「もうカッコ良かったですよ、あれは。12、3年乗ってたな。30いくつまで乗ってたな。いや、すげー好きで！すげーカッコ良かったんですよ！」と物持ちの良さで知られる中居ならではの期間も語った。

　また、当時の流行語の中に「ペレストロイカ」を見つけた中居が「ゴルバチョフだ」と口にすると、劇団ひとり（45）から「あれ？ゴルバチョフって会ったことあるんじゃなかったでしたっけ？中居さん」「ゲストに来てなかったですか？」の声が。これに一瞬すっとぼけた表情を見せた中居だったが「スマスマ？」とポツリ。「なんだ？スマスマって」とさらにすっとぼけようとしつつも「ゴルバチョフ！来ました！」とかつてフジテレビで放送されていた「SMAP×SMAP」にソ連で初代大統領を務めたゴルバチョフ氏（昨年8月死去、享年91）がゲスト出演したことにも触れた。

　「でも、そんなね。SPがいたわけでもないですし」とした中居。それでも「やっぱり（その前に）マイケル・ジャクソンが（ゲスト出演したことが）おっきかったみたいっていうのは聞きましたね。マイケルが来て、その流れみたいな。どの国の人も来てもいい番組みたいな」「凄いね、そう考えるとね」と思い入れの強い番組での思い出も振り返った。

　両親が中居、島崎と同学年だという女優の大友花恋（23）が初めて見た8センチCD（シングルCD）について素朴な疑問を口にしていた際には「レコードからちょうど（CDに）変わりつつあった時代」と説明したうえで「ちょうど僕らSMAPができた年ですから」とサラリ。島崎の「結成ぐらいか」に「そうですね…」と35年前を懐かしんだ。

　思い出深い1988年を振り返る映像には、同年に巨人へ入団した台湾出身・呂明賜の初打席初本塁打など中居が愛するプロ野球に関するものもいっぱい。これにも「なんか僕に気つかっていただいたようで。ありがとうございます」と実にうれしそうな中居だった。