高橋洋子 「残酷な天使のテーゼ」歌唱で心掛けていること「1995年の歌った音を聴いてから…」

[ 2023年1月15日 14:23 ]

甲子園球場で熱唱する高橋洋子
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 歌手の高橋洋子(56)が15日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)にゲスト出演。「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」の歌唱で心掛けていることを明かした。

 パーソナリティーの安住紳一郎アナウンサーが「歌番組で何回か、ご一緒しているんですけど、歌声が変わらないって言うとすごく簡単な言い方ですけれども、本当に職人、音符1つ1つ正しく歌うっていう感じですよね」と聞くと、高橋は「アニメの曲って私の私有物ではないので、アニソンってみんなのものなんですよね。そのアニメーションがあって、それに主題歌があって、だからイメージが全部あるので、私の歌い方とかを私が勝手にするっていうのは、なるべくしないように気を付けているっていうところはありますね」と心掛けていることを明かし、歌唱練習については「かなりというか1時間半は最低やる。自分のやっている楽曲を全部練習していくと1曲で5分、6分あれば、かける10だったら何分ですかっていう話になるわけで、プラスアルファで発声とかいろいろやると“あら、こんな時間”とかなるんですよ」と話した。

 安住アナの「その日、コンサートとか歌う仕事なくても発声練習も毎日やってらっしゃる?」の問いには、「ないからやっているんです。コンサートの日は逆にやらないんです、その日、歌わないので。喉って消耗品だと思いません?だから使った分だけ消耗していくので、そのへんは微調整してやっています」と答え、「残酷な天使のテーゼ」は、イントロがなく、いきなり歌い出すため「本当にドキドキするんです」と告白。安住の「それを30年間、同じ品質で出し続ける」には、「本当はね、変わっているんです。変わっているんですけど、毎日、当時の1995年の歌った音を聴いてから練習するんです。今むしろ1995年の私のモノマネをしている感じっていうか。やらないとうっかりしちゃうんですよ。声も大人の声になっちゃうから“寄せて寄せて”って感じでやらないと」と話した。

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2023年1月15日のニュース