谷原章介 ワリエワのドーピング問題、4年間資格停止に「16歳の少女にすべて責任を押しつけていいのか」

[ 2022年11月16日 11:11 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(49)が16日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。世界反ドーピング機関(WADA)が、2月の北京冬季五輪の期間中にドーピング問題が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)について、4年間の資格停止処分などを求めていることが14日に分かったことに言及した。

 WADAの提訴を受理したスポーツ仲裁裁判所(CAS)が14日、明らかにしたもの。WADAは、陽性反応が出た検体が採取された昨年12月25日以降の全ての競技成績を取り消し、北京五輪の団体でロシア・オリンピック委員会(ROC)の一員として獲得した金メダルを剥奪することも求めている。WADAはワリエワの処遇を判断する権限を持つロシア反ドーピング機関(RUSADA)が、期限内に処分の決定を出さなかったとして、CASへの提訴に踏み切った。北京五輪の団体では日本が3位に入ったが、ワリエワの問題を受けてメダル授与式が延期されたままになっている。

 谷原は「ポイントというのは、ロシアという国が組織的に行った不正行為なのか、それともワリエワ選手個人がやったことなのかだと思うんですけれども、結果的に国際大会にロシアの選手が参加できなかったりだとか、仮に組織主導で行われても、選手にすべてしわ寄せが行っているように思う」とし、さらに「16歳の少女にすべて責任を押しつけていいのかっていう気もする」と自身の見解を話した。

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