Hey!Say!JUMP薮宏太 トニー賞受賞作演出家の作品に「一分一秒を無駄にしないように」

[ 2022年7月25日 18:30 ]

舞台「BE MORE CHILL」取材会に出席した(左から)加藤清史郎、薮宏太、横山だいすけ(撮影・糸賀日向子)
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 Hey!Say!JUMPの薮宏太(32)が25日、東京・初台の新国立劇場中劇場で初日を迎えた主演舞台「BE MORE CHILL」の取材会を行った。

 今年のトニー賞ミュージカル作品賞を受賞した「A Strange Loop」の演出を手掛けたスティーヴン・ブラケット氏が演出を担当。薮は「その演出を受けられるのは、人生に一度かにどあるかないかのことなので、貴重な体験。一分一秒を無駄にしないように、放たれる一言一句を聞かなきゃいけない」と稽古に臨んだ。

 受賞後、スティーヴン氏が初めて稽古場に来た際にはクラッカーを使い、サプライズで祝福。「喜んでくださったので、凄く良い雰囲気で迎えられたと思う」と笑み。スティーヴン氏も「サプライズのバースデーパーティーみたいだった。皆が喜んでくれて、楽しい時間でしたし、皆が温かく東京に迎え入れてくれました」とうれしそうに振り返った。

 2015年初演で、19年にブロードウェーで上演。今後映画化も予定されている作品の日本初演となる。薮は日本製スーパーコンピューター入りの錠剤で学校の人気者に生まれ変わる、さえない米国の男子高校生役を演じる。

 共演の加藤清史郎(20)とは「任侠ヘルパー」以来の共演。薮は「本当に小さかった。子供店長をやっていた頃だね」と隣に立つ加藤を温かい目で見つめる。「前室でずっと漢字ドリルや宿題をやっていて、たまに教えてあげたりしていた」と当時のエピソードを語る。

 それから13年がたち、今作ではなんと高校の同級生、かつ大親友役を演じる。「久々にあったら大人になっていたが、やんちゃな部分もあって、清ちゃんは清ちゃんだなと思った」と印象を語り、「ぶっちゃけ一回り以上あるんですけど、これは親友いけるなと思いました」と明かした。

 今回の物語にちなみ、人気が出る薬があったら飲みたいかと聞かれると「僕は飲みたいです。さらに人気が出ることに越したことはない」。一方でもっと欲しい効果があるとし「美容室に行くのが苦手で2時間座って、友達でない人と喋るのは緊張する。一気に髪形が変わる薬が欲しい」と語った。

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