山本千尋 念願!大河初出演「暗殺者」善児の後継者トウ役 目標達成に「涙出そう」

[ 2022年7月25日 05:00 ]

大河ドラマ初出演の山本千尋(撮影・西川 祐介)
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 女優の山本千尋(25)がNHK「鎌倉殿の13人」で初の大河ドラマ出演を果たす。31日放送分から登場予定で「クレジットに自分の名前が出ると思うだけで涙が出そう」と放送を心待ちにしている。

 演じるのはオリジナルキャラクターのトウ役。梶原善(56)演じる善児に育てられた孤児という設定で、視聴者から「アサシン(暗殺者)」と呼ばれるほど多くの人物を殺してきた善児の“後継者”となる役柄だ。

 3歳から中国武術を習い、武術太極拳の「世界ジュニア武術選手権大会」で2度の金メダルを獲得した山本。アクションや殺陣を得意とし、大河出演が目標のひとつだった。その夢舞台で「勝負どころ」と力を入れたのが初登場シーン。「今までやってきたことをアピールしてしまえ!と思い切ってやりました。デビューから8年分、中国武術を始めてから22年分の感謝をこめました」と明かした。

 三谷幸喜氏(61)が手掛けた脚本作品への出演は2作目。「トウは(イメージの)縛りがない。自由に楽しんで演じて」とアドバイスをもらったという。「女性でも男性をやっつけることができるんだという説得力を持たせたい。私にしかできない立ち回りを見せたい」と意気込んでいる。

 ◇山本 千尋(やまもと・ちひろ)1996年(平8)8月29日生まれ、兵庫県出身の25歳。08、12年に世界ジュニア武術選手権大会の槍術(そうじゅつ)で金メダル。10年から12年にJOCジュニアオリンピックカップの長拳、剣術、槍術の3種目で3連覇。15年、ジャパンアクションアワードでベストアクション女優優秀賞を受賞した。1メートル55。

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2022年7月25日のニュース