トータス松本「バンザイが最期…」　愛用ギター壊れるハプニングにも負けず「風ハミ」沸かせた

「風のハミング」で共演する（左から）KAN、スターダスト☆レビューの根本要、ウルフルズのトータス松本、馬場俊英
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　ウルフルズのトータス松本（55）が29日、大阪・靱公園センターコートで開かれたFM　COCOLOの音楽イベント「風のハミング」にゲストで初出演した。

　同局でレギュラーを務めるスターダスト☆レビューの根本要（64）、KAN（59）、馬場俊英（55）がホストを務め、人気アーティストをゲストに招いてセッションする人気音楽祭。3年ぶりに有観客で開催された。

　同イベントの降雨率の高さはファン、関係者の間では有名だが、この日も雨の中でイベントはスタート。1曲目はトータスがウルフルズのヒット曲「バンザイ～好きでよかった～」を弾き語りで披露し、沸かせた。

　馬場が演奏中には、強風でステージに置かれていたトータスのギターが転倒した。その後、根本が「トータス松本が落ち込んでる。ギターが倒れて、ヘッドが折れたんです。めちゃくちゃ高いギターなんです」と報告。本人は「これじゃ“風のハミング”じゃなくて“風の破損（ハソン）グ”ですよ」とダジャレで続き、「1曲目の『バンザイ』が、あのギターの最期です」と苦笑いした。

　落ち込むトータスに、KANが「僕、要さんに1本頼んでおくから。倉庫で眠ってる高いのがいっぱいある」とニヤリ。根本は「バカヤロウ！KANちゃんに“借りパク”されてるギターが1本ある」とあきれた。

　ハプニングがあったものの、トータスは「ガッツだぜ！！」でプロモーションビデオと同じ殿様衣装とちょんまげ姿で熱唱するなど、最後まで観客を大いに盛り上げていた。