小澤征悦　京王線事件の容疑者に「人としてちょっと信じがたい」

小澤征悦
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　俳優の小澤征悦（47）が1日、コメンテーターを務める日本テレビ系「スッキリ」（月～金曜前8・00）に出演。京王線で走行中の電車内で、男が油のような液体をまき、刃物を振り回して男女17人がケガをし、男性1人が心肺停止状態となっている事件についてコメントした。

　前日の10月31日午後8時ごろ、東京都調布市の京王線国領駅付近を走行中の電車で乗客から「車内で油のような液体をまいて男が火を付けた」「刃物を持っている男がいる」との110番通報があった。警視庁は20代の男を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。目撃者によると、男は映画「バットマン」シリーズの敵役ジョーカーのような扮装をしていたという。

　番組内では、容疑者が犯行後に電車の中でタバコを吸っている映像を放送。小澤は「本当に信じられないんですけど」と切り出し、「容疑者である人間が人を殺して死刑になりたかったっていうような供述をしてるっていうので、人を巻き添えにして自分の欲望を満たそうとすることがまずだめですし」と指摘した。

　続けて「この人の格好を見てると『ジョーカー』っていう作品が映画であるんですけども、それをちょっと真似しているのかなと。犯行したあとに、格好つけてるというか自分に酔っているというか、なんか人としてちょっと信じがたいので」と話し、「役者としてそういう芝居もあるんですけど、そういう風に捉えてほしくないなとすごく感じました。本当に迷惑です」と私見を述べた。