朝ドラ「カムカムエヴリバディ」初回 「TO BE CONTINUED」異例演出、ソフト“ナレ”話題に

[ 2021年11月1日 09:52 ]

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第1話。御菓子司『たちばな』の縁側で、安子と遊ぶ算太(濱田岳)(C)NHK
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 女優の上白石萌音(23)が1人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)が1日にスタート。放送終了後には「#カムカムエヴリバディ」がツイッターの国内トレンド2位と反響を呼んだ。

 日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)3月22日。岡山にある和菓子店にヒロイン橘安子が誕生した。実直な父・金太(甲本雅裕)に優しい母・小しず(西田尚美)、厳格な祖父・杵太郎(大和田伸也)、しっかり者の祖母・ひさ(鷲尾真知子)、やんちゃな兄・算太(濱田岳)たち家族や職人に囲まれ幸せに暮らしている。あんこの香りに包まれた温かい家庭ですくすくと成長し、安子(網本唯舞葵)は小学3年生に。

 上白石&深津絵里(48)&川栄李奈(26)がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本。ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。安子(上白石)の物語は日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)の岡山から、安子の娘・るい(深津)の物語は62年(昭和37年)の大阪から、るいの娘・ひなた(川栄)の物語は昭和40年代の京都から始まる。

 岡山市の和菓子屋に生まれた安子は、あんこが大好きな心優しい素直な女の子。激動の世の中を懸命に生き抜いていくという物語。

 ナレーターは俳優・城田優(35)が務め、初回の放送から英語交じりのソフトで落ち着いた語りが話題となった。そして、番組の最後には通常の「つづく」という日本語表記ではなく「TO BE CONTINUED」と英語表記のものがテロップとして放送。今までにない異例の演出に視聴者からは「かっこよすぎだろ」「新鮮だな」「英語表記なのがいい!!」「初めてすぎて笑った」と絶賛の声があがっていた。

 また、初回を終えてネット上では「今日から楽しみ」「子役の子、上白石さんに似ててびっくりした」「第1話、ほっこりしました」「もうあんこ食べたくなってる笑」「初回からクスッと笑えて、ほのぼのしました」「城田優の語りだけで泣かせられた、良質過ぎ」「ナレーションの空気感めっちゃ好きだ」「あっという間に終わっちゃった」「朝から元気もらえる!」「いつ主役出てくるかな~楽しみ」という声が寄せられた。

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2021年11月1日のニュース