キンコン西野、新作歌舞伎「プペル」誕生のきっかけ「海老蔵ファミリーが背負った物語と重なった」

[ 2021年10月6日 17:05 ]

「キングコング」の西野亮廣
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 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(41)が5日、音声プラットフォーム「Voicy(ボイシー)」を更新し、新作歌舞伎「プペル~天明の護美人間~」誕生のきっかけについて語った。

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(43)が21年1月に東京・新橋演舞場で主演を務める舞台。西野は「きっかけはですね『映画 えんとつ町のプペル』を観てくださった、海老蔵さんの方から『プペルを歌舞伎でやれませんか?』とお声がけいただいたところからですね。包み隠さず言っちゃうと、話をいただいたときに、まず最初に海老蔵さんファミリーが背負った物語が頭をよぎりました。『えんとつ町のプペル』は『親子の物語』で、それが海老蔵さんファミリーとあまりにも重なったんですね」と、親和性を感じたという。

 「海老蔵さんがゴミ人間を演じて、勸玄くんがその子供を演じると、お客さんは『その向こう側にある海老蔵さんファミリーのことも見てしまうんじゃないかな?』とは思ったのですが、それもひっくるめて面白いと思ったんです。あと、海老蔵さんの方から、今回の舞台の主役候補の一人として長女の麗禾ちゃんの名前が出てきて、それも面白いと思いました」と、期待を寄せた西野。
 
 「やっぱり歌舞伎は、女性がなかなか立てない場所で、彼女が市川ぼたんとして、そこに立つその姿勢こそが歌舞伎だなと思うし、その姿勢が『えんとつ町のプペル』の主人公と重なったんですね。実はそれまで、海老蔵さんとは面識は無かったのですが『一度会いましょう』となって、そこで意気投合して。『たぶん、大変なこと多いとは思いますが、チャレンジしましょう』となって、新作歌舞伎を制作することが決まりました」と、経緯を語った。

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2021年10月6日のニュース